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「第9回庄和町新春凧揚げ大会」 参戦レポート

これが問題のチラシ

1月15日に行われた「とりで利根川凧揚げ大会」の表彰式の時、日本の凧の会のメンバーの方に大量のチラシを受け取った。どうやら周りにいる人たちに配って欲しいとのことである。
入賞して浮かれ気分だったこともあり、快く引き受け何気なくチラシを見ると、なんと2日後にあの大凧で有名な庄和町で第9回新春凧揚げ大会が開催されるとの情報がそこに。
そうと知って黙っていられる我々のはずはなく、チラシ配りもほどほどに急遽作戦会議を召集。何とか日程の調整がつきそうなIKEYAN@、餡麺麭人の2人が参加することとなった。

当日の会場である庄和町の江戸川河川敷は、猛烈な砂埃で目も開けられないほどのGOOD(BAD?)コンディション。
ピットとなるハーフテントを飛ばされそうになりながらセットしてる時に「強風+糸1000m出し=凧Lost」の図式が一瞬頭の中をよぎったが・・・・凧フリークで盛り上がっている会場を見た瞬間全ての不安はどこかに吹っ飛び、ハッと気が付けば家族全員でエントリーしていたIKEYAN@がそこにあった。

−今回エントリーした凧−

IKEYAN@は手持ちの凧を全機出撃。エントリーは3名なのに何故か4機 〜(^o^)〜 その訳は?

餡麺麭人は強風で本領発揮なるか、CTTCチームカイトのフォーテトラをエントリー。

−9:30−開会式&エントリー−

当日は大寝坊して焦ったが、車を飛ばして何とかエントリー終了5分前の9:25に会場に到着し、開会式を横目に見つつ準備もそこそこにエントリー開始。エントリーは住所・氏名を記入しゼッケンを受け取るだけの簡単なものでどうやら地上審査は無いようである。上でも書い通りIKEYAN@は家族3人でエントリー。餡麺麭人は家族に見捨てられ(?)単独のエントリーとなった。
それにつけても、またまた「かっ飛ばした者勝ち」の大会とは・・・ふっふっふ。燃えるぜぃ!

エントリーして頂いた参加賞。
大人はミニウエストポーチ、子供は懐かしの和凧であった。
やっとの思いで設営したピット

−10:00〜10:30−ピット設営−

爆風の中、何度もふっ飛びそうになりながら餡麺麭人とピットとなるテントをセッティング。
こころなしかエントリー時よりも更に風が強くなったようである。
そんなこんなで砂塵で全く目が開けられない会場にどうにかくつろげるスペースが出現したのだが、こんな日に凧揚げなんて出来るのであろうか?「もう少し待ったほうが・・・」と、思っている側から我慢出来なくなった餡麺麭人、Mako(フレンチミリタリー)&Honami(スコットスレッド)の3人が凧揚げを開始。
タイムテーブルによると、審査時間は11:00からのはず。
この風で30分間も耐えられるのか?

−10:30〜12:00−不安的中!怒濤の凧揚げ(走る〜走る〜俺〜達〜?)−

超爆風の中、快調に揚がっていくフォーテトラと余裕の餡麺麭人。
しかも場所は本部前 (^Q^)ウマイ!

左の写真の餡麺麭人の様に快調な滑り出しを見せた3人であったが、この写真を撮っている最中に事件発生。

風は矢印の方向
の地点が凧揚げ会場
に糸巻きが引っかかった
・・・・・秘密

なにやら聞き慣れた「あっ」という声に振り向いてみると、なんと!?なにやら白い物体が凄い勢いで風下に向かって転がっていた・・・。それが見慣れた糸巻きであることに気付いた時には既に糸巻きは凧に引かれて江戸川を滑走中。そのまま対岸に向かっていく。どうやら、フレンチミリタリーカイトを揚げていたMakoさんが強風故の「マグロ状態」に耐えきれず、手を滑らせてしまったらしい。
半ば諦めかけて成り行きを見守っていると、おおっ?幸か不幸か糸巻きは対岸のブッシュに糸巻きが引っかかったようである。が、風にあおられ、凧に引かれたブッシュは激しく風下に向かって揺さぶられている・・・。
「凧はともかく、糸巻き+クレモナ糸1000mは捨てるわけにはいかん!」ということで、まだ凧揚げもやっていないのに何故かダッシュすることになったIKEYAN@であった(ToT)。爆風に煽られここ数年味わったことの無いスピードで宝珠花橋を渡り、何とか回収地点に到着したもののこの時既に凧は無く、糸巻きのみが河原に転がっていた。
しかしこれは今日これから降りかかる数々不幸の序曲に過ぎなかった。

この時点で時間は10時55分。審査開始まであと5分。
今度は爆風に立ち向かい、へろへろになりながら会場に戻り、大急ぎでセッティングを終了。何とか餡麺麭人の隣に陣取ることが出来た。

心臓バクバク、手は震え、なかなか糸目がとれず大焦り。しかし、何とか戦線復帰。
文字通り、木っ端微塵・・・(T-T)

しかし、さすがは本部前。
ただでさえ絡んでくる凧は多数なうえ超爆風の為、コントロールもままならない。揚げ糸にケブラーを使用している餡麺麭人は何に絡まれても余裕の様子(極悪やのー)なのだが、揚げ糸に水糸を使用していたIKEYAN@の凧は2〜3機の凧と合戦した時に糸に相当のダメージを受けたらしく、糸が切れ敢えなく空の藻屑に。 ここでやめておけばいいものを、調子に乗ってフォーテトラで再度参戦したIKEYAN@であったが、爆風に煽られた凧はほんの数分で木っ端微塵に・・・うーん、あかん1時間で3機も失ってしもうた。果たして審査してもらえたのだろうか?(この時、11時30分)

−その頃 餡麺麭人にもハプニング発生−

風は矢印の方向
の地点が凧揚げ会場
江戸川入水地点

ケブラー糸で無敵を誇っていた餡麺麭人であったが、ここにきて思わぬ伏兵が。
ぬあんと!近くで揚げていた親子づれの凧の尾(ビニール荷造りヒモ)が揚げ糸にもんじゃもんじゃに絡んでしまっているようである。最初は気にもしていなかった餡麺麭人だが事態はどんどん悪化していき、ついには自分の凧のコントロールもままならない状態に。このままでは仕方なくいので親子連れに了解を取り、カッターで揚げ糸に絡んでしまった凧の尾を切ることに。
作業も無事完了したと思われたその時、空を見上げると、あら?凧が無い?・・・・・なんと餡麺麭人、どうやらカッターで尾と一緒に自分の揚げ糸も切ってしまったようである。さすがのケブラー糸もカッターの刃には勝てないのであった。
一瞬、途方に暮れていた餡麺麭人であったが次の瞬間には凧の捜索に向かっていた。
(現在12時、表彰式まであと60分!)

−ここからは携帯電話での会話より−

12:15 餡麺麭人より通信
「今、凧探してます。川の近くにいたおじさんに聞いたら、江戸川に赤い凧が落ちていったらしいっす。
とりあえず下流方向を探してみます。」

12:30 餡麺麭人より通信
「凧発見しました。今、江戸川に浮かんでます。会場から下流に2km位のところなんですけど、この先にあるテトラポットのところまで追って取れそうもなかったら諦めます。」

12:45 IKEYAN@より餡麺麭人へ通信
呼出中・・・・・・・」何故か出ない。何かいやな予感。

−13:00 餡麺麭人行方不明のまま、閉会式に突入−

無事帰還した餡麺麭人
何故かゼッケンが横向きに

その後、餡麺麭人から連絡の無いまま開会式が始まった。
と、この時、餡麺麭人が「腰まで潜っちゃいました」の台詞と共に帰還。
その手には凧が握られていたものの、ぱっと見には入水した雰囲気は感じられない。が、頭には捜索前には無かった謎の被り物が・・・?
よく見るとそれは、ずぶぬれのパンツであった。

話を聞くと、テトラポットのところで渦に吸い寄せられ、凧が近づいてきたので急いで下半身のみパンツ1枚になり江戸川に入水したところ、1歩目でずっぽり腰まで浸かってしまったとのこと。
12:45の時に電話に出(られ)なかったのはどうやら入水していた為だったらしい。
しかし、そんな苦労をしてまで回収した凧はテトラポットに引っかかりご覧の通りバラバラになってしまった。

〜それはさておき、大会結果は〜

ぬぅあんと!IKEYAN@、餡麺麭人、Honamiの3名が入賞しました!ばんざーい!

第9回新春凧揚げ実行委員会及び、日本の凧の会の皆様、ありがとうございました。(この大会で入賞するのは非常に難しい事だと後で聞きました。)

よく飛んだで賞 受賞 トロフィーGET
保存会長賞 受賞 努力賞 受賞

ひそかに良く飛んだこの凧

〜今回の勝因についての勝手な分析〜

IKEYAN@:ほ〜んとに、どこに行ったのかわからないほど遠くへ飛んでいってしまった(T-T)。よって、「よく飛んでいったで賞」か?
餡麺麭人:どんなに混み合っても本部前に陣取り+江戸川寒中水泳の努力を買われたのか? → 根性を買われ「努力賞」
Honami:審査無関係で無心に揚げていたその姿が審査員の心を打った(?)。

これらを踏まえ、次回も入賞目指してガンバロー!(何のこっちゃ?)

と、いうことで利根町凧揚げ大会に続く。

当日会場におられた大橋栄二先生と記念撮影

今回のロストカイト

IKEYAN@コメント:
何も言うことはありません。それにしても、常勝の凧を失ったのが痛いっす!

−教訓−
風の強い日は凧を揚げないようにしましょう!
大会の時は審査前に揚げるのは控えましょう!
糸は強力なものを使いましょう!(極悪)

餡麺麭人コメント:
いや〜今回はおもしろかったね。こんなに揚がったのは久々だからね?(デビュー戦以来じゃん)
努力賞も取れたし、やっぱ凧は揚がらにゃいかん!事件もあったけどね。
ちょっと恥ずかしいからここだけの話、親子で揚げている凧の尾がオレの糸にからまってしまい、取ってやろうと思ったのに、ガキが後ろの方で「やっと揚がったのにヨ〜」と来たもんだ。さすがに正義の味方も頭の中で何かが弾けたね。母親の了解を取って尾を切り、いざ上空にと思ったら・ ・ ・たったっ凧が無い〜!
(なんと尾と一緒に自分の糸まで!)
オレの凧は鮹となり東京湾に向かって江戸川の上。でもあきらめないのが餡麺麭人。2q追っかけズボンを脱いで川に突入、見事捕獲に成功。でも、パンツが濡れてサー大変。河原でフルチ○、ノーパンで表彰式に!スースーしながら家に帰りましたとさ。めでたしめでたし。
※この物語はノンフィクションです。
今考えると「これが三十路のやることか?」って感じです。(反省)
ここで一句
  ・江戸川の 河原でフルチ○ いとをかし
よいこのみんなは、河川敷の凧揚げでは換えパンを忘れずに!(全然反省してない)

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